Japanese
Title111In-標識抗ミオシンモノクローナル抗体-Fabイメージングの臨床応用 (第5報) - 反復検査における画像の変化, 安全性の検討 -
Subtitle《ノート》
Authors山田武彦*, 松森昭*, 玉木長良**, 森島繁*, 渡辺祐司**, 米倉義晴**, 遠藤啓吾**, 小西淳二**, 河合忠一*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部第三内科学教室, **核医学教室
Journal核医学
Volume27
Number7
Page765-772
Year/Month1990/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」インジウム111標識抗ミオシンモノクローナル抗体(以下, 111In-AM-MoAb)を応用した心筋イメージングは, 心筋壊死の新しい診断法として心筋梗塞, 心筋炎, 拡張型心筋症などの疾患においてその有用性が報告されている. われわれは, 心筋梗塞においては急性期だけでなく, 発症後2週間〜数か月後においてもかなりの症例で陽性像を呈することを報告したが, 心筋梗塞における同一症例での繰り返し検査については報告されていない. 一方, AM-MoAbは, ヒトから得た心筋ミオシンをマウスに免疫し, 作製されたマウス型抗体であるため, ヒトにとっては異種蛋白であり, MoAbのヒトへの繰り返し投与により, アナフィラキシーショックなどの過敏性症状が出現する可能性がある. 今回われわれは, 心筋梗塞8例, 心筋炎1例において111In-AM-MoAbを再投与し, 心筋イメージングを撮像する機会を得, 画像の変化と予後との関係につき検討した.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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