Japanese | |
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Title | 甲状腺腫瘍のタリウムシンチグラフィ - washoutからみた良悪性の鑑別について - |
Subtitle | 《ノート》 |
Authors | 澤久*, 越智宏暢*, 岡村光英*, 波多信*, 小橋肇子*, 池田穂積*, 福田照男*, 小田淳郎*, 井上祐一*, 小野山靖人* |
Authors(kana) | |
Organization | *大阪市立大学医学部放射線医学教室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 27 |
Number | 7 |
Page | 757-764 |
Year/Month | 1990/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」現在, 甲状腺腫瘍の画像診断法として核医学検査に加えて超音波検査やX線CT検査などが行われている. 各検査にはそれぞれ長所短所がありこれらの検査を組合せて診断することが重要であるが, 核医学検査は画像診断の重要な位置を占めている. 近年, 201TlCl(以下Tlと略)が肺癌に集積することが報告されて以来, 腫瘍親和性核種として注目され, 利波らはTlが甲状腺癌例に高率に集積したと報告している. しかし, 甲状腺癌だけでなく, 甲状腺腺腫, 腺腫様甲状腺腫, 慢性甲状腺炎などの良性疾患にもTl集積が見られることから良悪性の鑑別は困難であり, 悪性腫瘍検出に有用ではないとする報告も散見される. これらの報告はいずれもTl静注10分後のシンチ(以下early scanと略)での評価であり, われわれは甲状腺腫瘍の良悪性の鑑別にTl静注3時間後のdelayed scan併用の有用性について報告してきた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |