Japanese
Title座長のまとめ 腫瘍
Subtitle第29回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors国安芳夫, 山岸嘉彦, 利波紀久, 山本和高, 久保寺昭子, 川名正直, 小山田日吉丸, 玉井豊理
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume27
Number5
Page551-554
Year/Month1990/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(336-340) 第336席福井医大放 : 中島らは, 化学療法時に腫瘍の栄養動脈に挿入した留置カテーテルより, アンギオテンシン-IIを注入し, 腫瘍血流の増加による治療効果の増幅を期待する方法を報告しているが, Kr-81mやTc-99m-MAAを用いた評価では, 問題点として腫瘍ばかりでなく, 筋炎などの炎症病巣へも血流増加が認められることより腫瘍に合併する炎症巣に対して注意をはらうべきであると報告している. 第337席岡山大放 : 竹田らは, Ga-67による腫瘍スキャン上で異常集積像の部位のSPECT像と同一面におけるX線CT像を撮像し, コンピュータを使用して合成画像を作製することによって異常集積像の局在診断や広がりの描出に優れていることを報告している. 本法に関し, ファントムにより基礎的検討を追加し, その有用性について述べている. 338席三重大放 : 泰らは強皮症患者の肺線維症における炎症性活動をGa-67腫瘍スキャンにより定量的に評価しているが, conventional法での胸部前後像を相乗平均する方法とSPECT法による定量評価との間には大きな相違がみられた.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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