Japanese | |
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Title | 座長のまとめ 内分泌 |
Subtitle | 第29回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 日下部きよ子, 染谷一彦, 伊藤国彦, 池窪勝治 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 27 |
Number | 5 |
Page | 544-546 |
Year/Month | 1990/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (149-153) 149席 (大分医大, 放, 三宅ら) , 150席 (北大, 核, 塚本ら) は, 近年注目されているincidentalomaの副腎皮質シンチグラフィについて報告した. CTで偶然発見され末梢血のホルモン値に異常のない副腎腫瘍を三宅らは6例, そして塚本らは22例経験し, いずれもシンチグラムは対側より高い集積を呈している. 三宅らは転移性副腎腫瘍の4例 (5病変) 中3例 (4病変) はRI集積が少なくincidentalomaとの鑑別に本検査が有用であることを裏づけた. 従来非機能性腺腫と考えられていたincidentalomaは, シンチ所見より非過機能性と称するべきではないか, という三宅らの発表を指示する意見が出た. 151席 (慈恵医大, 泌, 浅野ら) は131I-MIBGによるシンチグラフィが施行された8例の褐色細胞の結果について報告した. 7例が陽性所見を呈し, 特に膀胱原発の悪性褐色腫では, 原発巣は陽性となったが, リンパ節転移は陽性描画されなかったという興味深い報告であった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |