Japanese
Title座長のまとめ 肝
Subtitle第29回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors片山通夫, 黒木哲夫, 中野俊一
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume27
Number5
Page541-542
Year/Month1990/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(129-135) 演題 (129) と (130) とは, 肝アンギオ法による肝動脈血流分布を視覚的に, 形態的に表すため, 肝血流分布図 (HBFR) を作成した. 前者はその技術的検討を, 後者は臨床的検討を行った. その結果φ3cmのSOLを表出することができた. 臨床上では肝硬変血流パターンや, 肝腫瘍周囲の血流状態や, 塞栓術後の経過等を客観的に, 質的評価ができて, 臨床上に有効であったとしている. (131) は肝血行動態に因子解析法を応用し, 肝機能を評価した研究である. 方法はすでに前々学会で発表しているが, 今回はさらに簡略化した方法での因子解析を用いた. Rateパターン化分類の定量化解析法によって, 慢性肝炎と肝硬変との間に有意の差を認め, 臨床上に有効であったとしている. (132) は肝動態情報の静止的可視化のための肝蓄積像の評価にもとづき, 肝硬変の重症度判定に検討を加えた. まず肝蓄積像において肝脾計数比をもとめた. 対照群は肝硬変症に比し, 代償性肝硬変群は非代償性のものに比し, 有意に高値を示した.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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