Japanese
Title座長のまとめ 心動態
Subtitle第29回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors後藤紘司, 町田喜久雄, 鈴木忠, 西川潤一, 國重宏, 勝目紘, 山澤靖宏, 平木洋夫
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume27
Number5
Page529-532
Year/Month1990/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(45-51) (45) First pass radionuclide ventriculographyにおけるRVEFをfixed ROI法とseparate ROI法を比較され, 絶対値としては両者ともさらに検討を要するものの, 後者の方が前者に比し異常と正常をより分離し易いと報告された. (46) 右室梗塞における右心ポンプ機能 (RVEF) にLVEF, LVEDV等の与える影響について検討された. 右室梗塞群では下壁梗塞群に比し左心ポンプ機能の影響を受け易いと報告された. しかし右室梗塞群の左心機能 (EF, LVEDV) は下壁梗塞群に比し低下しており, 右室梗塞群と下壁梗塞群の差ではなく左心機能低下が右心機能におよぼす効果をみている可能性があることが論議された. (47) 冠動脈病変と右室機能の関係を検討するためにdipyridamole負荷前後にfirst pass RN ventriculographyを施行したところ, 右冠動脈病変を有する群では安静時に比しdipyridamole負荷時にはRVEFの低下していたと報告された. (48) 心プール法による左室, 左房容積曲線を用いた心機能指標のvalidityとcontrast mediumを用いた左房, 左室造影を比較検討され, 心プール法の信頼性が高いことが報告された.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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