Japanese
TitleIRMAによる血中SPan-1抗原測定法に関する基礎的ならびに臨床的検討 - 消化器系癌におけるCA19-9とCEAとの比較 -
Subtitleノート
Authors福田容子*, 村上稔*, 福地稔*,**
Authors(kana)
Organization*兵庫医科大学病院核医学診療部, **兵庫医科大学核医学科
Journal核医学
Volume27
Number4
Page405-413
Year/Month1990/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 モノクローナル抗体産生技術の進歩普及に伴い, 血中腫瘍関連抗原の測定法が数多く開発され, 日常臨床上, 主に癌の補助的診断法や経過観察に活用されている. 消化器系の腫瘍関連抗原もCA19-9やCEAに代表されるごとく, 多くの血中腫瘍関連抗原が測定され, インビトロ核医学の主流となっている. ところが, これら消化器系の腫瘍関連抗原の測定法は, いずれも膵癌細胞以外の免疫原を用いて作成されたモノクローナル抗体を利用した測定法であった. 1986年, 鄭らは膵癌培養細胞株 (SW1990) を免疫原とした新しいモロクローナル抗体, すなわちSPan-1抗体を作成した. SPan-1抗体が認識する腫瘍関連抗原, すなわちSPan-1抗原は, 末端にシアル酸を必要とするムチン様糖蛋白と考えられている. SPan-1抗原は分泌性であり, 膵癌に特異性が高いことが期待できるため, 膵癌の腫瘍マーカーとして臨床的に注目されている. 今回, われわれは, 血中SPan-1抗原測定用Immunoradiometric assay (IRMA) につき, 基礎的検討を行うとともに, 同一血清を用いCA19-9やCEAとの比較, コンビネーションアッセイ, などを中心に臨床的検討を行ったのでその成績を報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSPan-1 antigen, IRMA, Tumor marker, Pancreas cancer

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