Japanese |
Title | 固相化Avidin-Biotin結合を利用したIRMA法による血中Intact ACTH (1-39) 測定に関する基礎的ならびに臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 福地稔*, 松尾優子**, 村上稔*, 表正宏**, 河中正裕*, 松嶋裕明** |
Authors(kana) | |
Organization | *兵庫医科大学核医学科, **日本メジフィジックス株式会社研究開発部 |
Journal | 核医学 |
Volume | 27 |
Number | 2 |
Page | 155-163 |
Year/Month | 1990/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 ACTHは下垂体前葉から分泌される39個のアミノ酸からなる分子量4,500のペプチドホルモンで, 411個のアミノ酸からなる視床下部からのCorticotropin releasing hormone (CRH) の支配を受け, 副腎皮質からのステロイドホルモン分泌を調整するとともに, 血中Cortisol値との間にフィードバック機構を形成する. 血中ACTH値の測定は, 視床部下部 - 下垂体 - 副腎皮質系の病態把握に重要であり, 特にわが国でもCRH負荷試験の臨床利用が可能となったことで, 臨床的にも, より正確で簡便な血中ACTH測定法が求められている. ACTHのRadioimmunoassay (RIA) は, 1964年Yalowらの報告を契機とするが, その後臨床的に利用されてきたRIAは, 実際の操作上の問題に加え, 血清成分による非特異的干渉やACTHフラグメントとの交叉などが指摘されてきた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | ACTH (1-39) , Immunoradiometric assay, Avidin-Biotin, Separation technique |