Japanese |
Title | 新しい膵癌関連抗原SPan-1測定キット "SPan-1 RIABEAD" の基礎的ならびに臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 渡辺祐司*, 遠藤啓吾*, 中島言子*, 服部典子*, 阪原晴海*, 佐賀恒夫*, 中井敏晴*, 細野真*, 姚正生*, 馬場信雄**, 大塩学而**, 真辺忠夫**, 戸部隆吉**, 小西淳二* |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部放射線核医学科, **第一外科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 12 |
Page | 1559-1565 |
Year/Month | 1989/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 モノクローナル抗体の手技の確立により腫瘍関連抗原の解析は急速な進歩をとげ, CA 19-9, CA125など臨床的に有用な腫瘍マーカーが次々に開発されている. SPan-1抗原は1985年鄭らによりヒト膵癌細胞株SW1990を免疫して作製されたマウスモノクローナル抗体SPan-1が認識する腫瘍関連抗原で, 末端にシアル酸を有する糖鎖がその抗原決定基であると考えられている. このSPan-1抗原は高分子ムチン様糖蛋白質で, 膵癌をはじめとする消化器悪性腫瘍に幅広く分布し, 膵臓癌の腫瘍マーカーとして臨床的にその有用性が注目されるようになった. 今回ダイナボット社製SPan-1測定キット "SPan-1 RIABEAD" の提供をうけ, 基礎的ならびに臨床的な検討を行ったのでその結果を報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | SPan-1, CA 19-9, Pancreatic cancer, Biliary tract cancer, Cancer marker. |