Japanese
Title褐色細胞腫における131I-MIBG (meta-iodobenzylguanidine) シンチグラフィの臨床的評価 Clinical Evaluation of 131I-MIBG (meta-iodobenzylguanidine) Imaging in Suspected Pheochromocytoma
Subtitleノート
Authors中別府良昭*, 中條政敬*, 岩下慎二*, 米倉隆治*, 吉村広*, 島袋国定*, 篠原慎治*, 坂田博道**
Authors(kana)
Organization*鹿児島大学医学部放射線医学教室, **福岡大学医学部放射線医学教室
Journal核医学
Volume26
Number11
Page1445-1451
Year/Month1989/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 131I-MIBG (meta-iodobenzylguanidine) は褐色細胞腫や神経芽細胞腫などのカテコールアミン産生腫瘍に集積し, その局在診断に対する有用性が報告されている. われわれも, 褐色細胞腫が疑われた症例に131I-MIBGシンチグラフィ (以下シンチと略す) を実施しているが, 今回病理組織診の得られた褐色細胞腫, それ以外の後腹膜腫瘍例, および血中, 尿中カテコールアミン定量, TCT, 血管造影等により褐色細胞腫が否定的な高血圧症群を対象に131I-MIBGシンチの診断能について検討したので報告する. 「II. 対象および方法」 「 1) 対象」 対象は, 高血圧, 頭痛, 動悸等の症状から, 褐色細胞腫を疑われた患者44例である. その最終診断の内訳は, (1) 手術的に褐色細胞腫の病理診断の得られた14例, (2) 病理組織学的に褐色細胞腫が否定された後腹膜腫瘍7例, (3) ホルモン学的検査および他の形態学的診断法 (TCT, 血管造影等) で褐色細胞腫が否定された高血圧症群23例である.
Practice臨床医学:一般
Keywords131I-MIBG, Pheochromocytoma

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