Japanese
TitleN-isopropyl-P-[123I]iodoamphetamineを用いたSingle Photon Emission Computed Tomographyにおける静脈血採取法による局所脳血流量の定量の検討 : 動脈血採取法との比較
Subtitleノート
Authors三村浩朗*, 小野志磨人*, 福永仁夫*, 森田浩一*, 永井清久*, 大塚信昭*, 古川高子*, 村中明*, 柳元真一*, 友光達志*, 森田陸司*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学核医学科
Journal核医学
Volume26
Number10
Page1327-1334
Year/Month1989/10
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 N-isopropyl-p-[123I]iodoamphetamine (123I-IMP) は脳血流シンチグラフィ用製剤として広く臨床に用いられている. 回転型ガンマカメラ装置によるSingle Photon Emission Computed Tomography (SPECT) は, データ取得に長時間を必要とし, リング型カメラと異なり動態解析が困難な欠点を有するが, 1回のデータ収集で全脳の三次元血流分布像を得ることが可能なため, 各種脳神経疾患の診断に威力を発揮している. しかし, この三次元血流分布像のみでは, 患者相互の比較や, より詳細な脳循環動態の把握には情報が不十分であり, そのため脳血流量の絶対値を得ることが必要と考えられる. 今回, われわれは局所脳血流量 (regional cerebral blood flow, rCBF) の測定を, microsphere modelによるKuhlらの方法に準じた動脈血採取法と, 松田らの報告による静脈血採取法の2方法を用いて行い, 両方法によって得られた局所脳血流量値を比較検討したので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsN-isopropyl-p-[123I]iodoamphetamine, Regional cerebral blood flow, Peripheral venous sampling, Peripheral arterial sampling

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