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Title | 座長のまとめ 腎・泌尿器 |
Subtitle | 第28回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 町田豊平, 石橋晃, 川村寿一 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 5 |
Page | 686-687 |
Year/Month | 1989/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (326-329)腎機能に対する核医学的アプローチの演題が3題, 腎画像診断薬の体内分布に関する演題1題が報告された. レノグラム曲線の定量的コンピュータ解析は, すでに多くの解析手法が報告されているが, 生理的加齢による腎機能の低下を大石(慈大・泌)が, また体位による局所循環の差異を竹田(三重大・放)がそれぞれ平均通過時間から検討している. 腎の機能動態がこのように特定因子を中心に定量的に求められることは腎の研究ステップとしては非常に有意義であろう. しかし, これまでの多くの解析が, 結局臨床レベルにまで達し得ない未成熟に終わったように, 今回の発表ももし腎の部分機能を全体機能に還元する過程が明らかでないとこうした解析も広く評価が確立しないと思われる. 2核種を使用したクリアランス同時測定法も, 測定手技としていくつかの特徴があるとしても, 単に基本的クリアランスとの相関性の高いことだけでは臨床的に意義づけが弱い. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |