Japanese
Title座長のまとめ 胆・膵
Subtitle第28回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors中川毅, 長瀬勝也
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume26
Number5
Page682-682
Year/Month1989/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(218-222)最近deconvolution analysisによる画像処理が臨床に応用されてきているが, 肝・胆道系への応用として今回, 3題の演題発表があった. 武中ら(昭和大)は各種び漫性肝疾患を対象としてフィルタ関数の下降部の時定数(dKe)およびdKeと機能体積との積(total liver transfer index, TI), 平均通過時間(MTT)を求め, それぞれの間および種々の肝機能との間に良好な相関関係があることを報告した. 特にTIは全肝機能の指標として興味がもたれる. 栗原ら(東京都老人医療センター)はRutland法を併用した処理法を検討して各種肝疾患に応用し, 平均通過時間(MTT)を求めた成績を報告したが, MTTの正常値7分が低すぎるとの意見があり, その理由について討論が行われた. 代償期肝硬変症で血中クリアランスの遅延にもかかわらずMTTが正常値を示す例があるとの興味ある報告がされた.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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