Japanese
Title座長のまとめ 肝
Subtitle第28回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors今枝孟義, 高山輝彦, 本田実, 越智宏暢, 内山暁
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume26
Number5
Page680-681
Year/Month1989/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(193-196) 193:池田ら(大阪市大, 放)は, 肝シンチ前面像から肝全体, 右葉, 左葉の形, 大きさ, 放射能濃度を, 後面像から脾, 骨髄のRI集積度を, さらに前, 後面像からSOLの有無を客観的, 定量的に求めた. これらのデータは肝シンチの読影に際して, 従来行っていた視覚的評価法と比べて診断的により有用であったという. 194:加藤ら(関東逓信病院, 放)は, 7年間に3回以上肝シンチが施行してあったび漫性肝疾患307例(延べ1,429回)について血中RIクリアランス, 肝形態, 肝内RI分布などの経日的変化とICG K15値を比較検討した. 病勢を的確に判定するためには, 読影時点より3年前までさかのぼって肝シンチを対比して読影することが必要であると報告した. 195:東洋ら(済生会熊本病院, 放)は, 肝シンチ前面像における脾と肝の放射能比(S/L)が1.0以上の82症例について, 著明な脾腫や食道静脈瘤の有無, ChE値や血小板数の異常の有無との対比を行い, S/L値が高い症例ほど予後不良であったという.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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