Authors | 今井嘉門, 西村恒彦, 浜重直久, 杉原洋樹, 小澤興, 田中健, 山辺裕, 野呂忠慈, 岡野光志, 大塚英司, 村田啓, 渡辺佳彦, 本田憲業, 外山比南子, 大和田憲司, 森下健, 成田充啓, 西川潤一, 大島統男, 遠藤真広, 神原啓文, 小林毅 |
Abstract | (51-55)(51席)帝京大学市原病院, 伊場はTl心筋シンチグラフィ(SPECT)による梗塞病変診断の限界を検討する目的で, ファントムを用いた基礎検討とそれを臨床利用した結果に関し報告した. (52席)京都府立医科大学, 窪田は冠予備能を評価するため, 運動時の安静時に対するTl摂取の増加(ΔFract)をPRPで補正した指標(CRI=ΔFract/ΔPRP)を求めた. このCRIは冠動脈狭窄度と負の相関で, A-Cバイパス術前では低値であったが術後有意に増加した. CRIは非観血的に評価する方法として注目され, 興味ある指標であるが, さらにこの指標に影響する要因に関して検討する必要性を感じた. (53席)京都府立洛東病院, 稲垣はTl心筋シンチのため施行した多段階運動負荷時に, 嫌気的代謝閾値(AT)を測定して, 健常群および労作性狭心症群で比較検討した. ATおよびTl投与までの時間は健常群で有意に長く, 両者の比であるAT/TlおよびAT値は労作性狭心症群で有意に低値であった. |