Authors | 石井勝己, 犬上篤, 駒谷昭夫, 朝倉浩一, 松田博史, 仙田宏平, 森厚文, 向井孝夫, 松本徹, 久保敦司, 菅野巖, 米倉義晴, 桑原康雄, 宍戸文男, 山崎統四郎, 柴崎尚, 上村和夫, 小島周二, 益澤秀明 |
Abstract | (16-20)学会最初のセッションで, 演題はNo.16〜20の5題で, すべてI-123-IMPに関するものであったが, それぞれ異なった立場からIMPについて述べたものであった. 演題No.16 (滋賀大, 増田)は抄録からはIMPに関する臨床検討のように思われたが, 報告されたものはI-123とTc-99mに関するシンチカメラによるSPECT施行上の物理的な基礎的問題に関するものであった. SPECTに関する物理的な種々の重要性について述べていたが, さらに討議の必要な部分も残されているように思われた. 演題No.17 (新潟大, 小山)は従来からいわれている脳血流量とヘマトクリット値との関係をIMPを用いた方法で求めたものであり, IMPの有用性を強調していた. 演題No.18 (国循, 岡)は正常例についてIMP投与後の経時的脳内分布の状況を検討し, 時間補正を行えばほとんど変化はないと報告した. |