Japanese
Title67Ga citrateのびまん性肺集積の検討 - 薬剤性肺炎の予後を中心にして -
Subtitle≪ノート≫
Authors原田雅史*, 須井修*, 向所敏文*, 徳山教民*, 田内美紀*, 橘川薫*
Authors(kana)
Organization*徳島大学医学部放射線科
Journal核医学
Volume26
Number5
Page633-639
Year/Month1989/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」67Gaシンチグラフィー(以下67Gaシンチと略す)が, 薬剤性肺炎の早期検出に有用であることは, すでに報告されている. しかし, 67Ga citrateのびまん性肺集積を呈する症例に遭遇した場合, その治療の要否の判断に困難を感じることもしばしばある. また, 67Gaシンチと薬剤性肺炎の予後について検討を行った報告はほとんど認められていない. そこで今回われわれは, 67Gaシンチで両側性にびまん性肺集積を認めた56例のうち, 臨床的に薬剤性肺炎と考えられた21例を中心に検討し, 特にその予後について考察を行ったので報告する. 「II. 対象と方法」昭和59年4月から昭和63年3月までに, 徳島大学医学部附属病院にて67Gaシンチが施行され, 両側肺野にびまん性集積を認めた56例のうち, 薬剤が原因と考えられた21例を対象とした.
Practice臨床医学:一般
Keywords67Ga citrate scintigraphy, Diffuse gallium lung uptake, Drug-induced pneumonitis, Cyclophosphamide.

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