| Japanese |
| Title | 201T1シンチグラフィにおける骨・骨髄集積の検討 - 特に骨髄異常との関係 - |
| Subtitle | ノート |
| Authors | 藤井忠重*, 田中正雄*, 広瀬芳樹*, 平山二郎*, 半田健次郎*, 中西文子**, 矢野今朝人**, 上田仁** |
| Authors(kana) | |
| Organization | *信州大学医学部第一内科, **中央放射線部 |
| Journal | 核医学 |
| Volume | 26 |
| Number | 4 |
| Page | 551-558 |
| Year/Month | 1989/4 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本核医学会 |
| Abstract | 「I. はじめに」 骨髄シンチグラフィには主として111In-chlorideと99mTc-コロイドが用いられているが, 67Ga-citrateも白血病や多発性骨髄腫などに利用されている. 一方, 201T1-chlorideは心筋シンチグラフィや腫瘍シンチグラフィに汎用されているが, 骨・骨髄シンチグラフィへの利用は少なく, 骨腫瘍に関する報告が散見されるのみである. 201T1は骨・骨髄集積の少ない核種といわれるが, 著者らは胸骨, 上腕骨などに明瞭な201T1集積を示した溶血性貧血の1例を経験してから, 201T1胸骨集積をしばしば経験するようになった. そこで本論文では血液・造血器疾患を中心に, 骨・骨髄, 特に胸骨における201T1集積の実態を検討し, 骨髄所見と対比することでその臨床的意義を考察した. 「II. 対象・方法」 201T1シンチグラフィは Table 1 に示すごとく, 血液・造血器疾患を主体に93例に実施した. |
| Practice | 臨床医学:一般 |
| Keywords | Bone marrow scintigraphy, 201T1-chloride, 111In-chloride, 67Ga-citrate, Hematological disorders |