Japanese |
Title | 虚血部心筋viabilityの評価におけるIsosorbide Dinitrate 静注心プールシンチグラフィの意義 |
Subtitle | ノート |
Authors | 窪田靖志*, 杉原洋樹*, 中川達哉*, 片平敏雄*, 稲垣末次*, 古川啓三*, 朝山純*, 足立晴彦*, 勝目紘*, 中川雅夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *京都府立医科大学第二内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 3 |
Page | 447-452 |
Year/Month | 1989/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 近年, 虚血性心疾患例の冠血行再建法として大動脈 - 冠動脈バイパス術 (CABG) に加え, 経皮的冠動脈形成術 (PTCA) が多施設で施行されるようになり, 狭心症例のみならず, 心筋梗塞症例の梗塞部責任冠動脈についても血行再建が考慮されるようになった. この場合, 虚血部位の血行再建術の適応を判定するために心筋viabilityの評価が必要であり, われわれはPost Extrasystolic Potentiation (PESP) 法による虚血部位の局所収縮予備能の判定と運動負荷タリウム心筋シンチグラムの3時間後像がともにviability評価に有用であることをすでに報告した. しかし, 心プール法を用いた局所収縮予備能の判定法としてのPESPは心臓ペーシングを必要とし, より侵襲度の少ない評価法があればその臨床的意義は高いと考えられる. そこで, 今回, 心プール法を用い, 安定した血行動態の得られるisosorbide dinitrate (ISDN) の静注時の局所壁運動の変化の把握が心筋viabilityの評価の一助となり得るか, 否かを運動負荷タリウム心筋シンチグラムとの関連から検討した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Intravenous isosorbide dinitrate, Myocardial viability, Gated-cardiac blood pool scintigraphy, Ischemic heart disease, Exercise 201T1 scintigraphy |