Japanese |
Title | N-isopropyl-p-[123I]iodoamphetamineによる肺動態シンチグラフィの因子分析 |
Subtitle | ノート |
Authors | 小須田茂*, 河原俊司*, 石橋章彦*, 田村宏平*, 久保敦司**, 橋本省三** |
Authors(kana) | |
Organization | *国立大蔵病院放射線科, **慶応義塾大学医学部放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 2 |
Page | 271-277 |
Year/Month | 1989/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 Winchellらが脳血流スキャン製剤としてN-isopropyl-p-[123I]iodoamphetamine(I-123 IMP)を開発して以来, I-123 IMPは脳血管障害患者のみならず, 各種脳疾患患者の局所脳血流量の把握に広く利用されるに至っている. 一方, I-123 IMPは初回循環で高率に肺に集積し, 肺毛細血管内皮細胞内のリセプターの関与が示唆されており, 新しい非粒子性肺血流スキャン剤あるいは肺代謝スキャン剤として有望視されている. 最近, I-123 IMPによる肺シンチグラフィは各種肺疾患を有する臨床例において, Tc-99m MAA肺シンチグラフィと解離する例があることがすでに報告されている. われわれは今回, 各種肺疾患患者14例にI-123 IMPによる肺動態シンチグラフィを行い, 因子分析法を用いて臨床的意義を検討した結果, いくつかの知見が得られたので報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | N-isopropyl-p-[123I]iodoamphetamine, Factor analysis, Lung cancer, Radiation pneumotitis |