Japanese |
Title | モノクローナル抗体を用いたSCC RIABEADの基礎的検討と臨床的評価 |
Subtitle | ノート |
Authors | 那須浩二*, 羽渕洋子*, 下里節子*, 大谷雅美*, 山口晴司*, 才木康彦*, 伊藤秀臣*, 日野恵*, 池窪勝治*, 星野達二**, 池内正憲**, 高島英世**, 山本悦生***, 岩崎博信**** |
Authors(kana) | |
Organization | *神戸市立中央市民病院核医学科, **婦人科, ***耳鼻咽喉科, ****呼吸器内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 12 |
Page | 1437-1444 |
Year/Month | 1988/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 扁平上皮癌関連抗原(Squamous Cell Carcinoma related antigen, SCC)は, 子宮頸部扁平上皮癌患者の肝転移巣組織より抽出, 精製された癌抗原で分子量約45,000の蛋白質である. 著者らは, すでに2抗体法によるSCC抗原測定用RIA kit(ダイナボット社)の検討を行い, その臨床的有用性につき報告した. 最近同社より, モノクローナル抗体を用いたSCC抗原測定用キットSCC RIABEADが開発され, 同キットを使用する機会を得たので, 基礎的ならびに臨床的検討を行い, 若干の知見を得たので報告する. 「II. 測定方法および対象」「1) 測定方法」 本キットはビーズ固相法を用いたOne stepサンドイッチRIAである. Fig. 1に示すように, 被検血清または標準SCC溶液(0.1〜150ng/ml) 50μlに125I標識SCC抗体100μlおよび抗体固相化ビーズ1個を加え, 室温で90分間, シェーカーを用いて振盪しながらインキュベートする. 反応液を吸引除去後, 生理食塩水で3回洗浄し, ビーズの放射能を測定する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | SCC RIABEAD Kit, Squamous cell carcinoma, Monoclonal antibody, Tumor marker |