Japanese
TitleAMERWELL-AFP-RIA-kitの基礎的および臨床的検討
Subtitleノート
Authors木原数弘*, 飯野優子*, 坂田裕行*, 杉村英一*, 佐藤邦夫*, 出村博*
Authors(kana)
Organization*東京女子医科大学附属病院ラジオアッセイ科
Journal核医学
Volume25
Number10
Page1171-1178
Year/Month1988/10
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」1963年Abelevらによって, 肝癌移植マウス血清中にα-fetoprotein(以下AFPと略す)の存在が明らかになり, 翌年Tatarinovによって, 原発性肝細胞癌患者血清中に大量のAFPが証明されて以来, 血清AFPの測定は, 原発性肝細胞癌の診断や経過観察および各種肝疾患の病態把握などに有効とされ, 日常臨床検査の一環として幅広く活用されている. 医療技術の進歩とともに, 市販されているキットの改良も多種にわたり, 主にB/F分離の簡略化, 所要時間の短縮, モノクローナル抗体の利用, 放射性廃棄物の減量化などが試みられ, 簡便かつ高感度の測定キットが開発されている. 今回われわれは, 抗AFPマウスモノクローナル抗体を用いたImmunoradiometric assay(IRMA)法によるアマウエルAFP RIAキット(アマシャム社製)を試用する機会を得たので, その基礎的および臨床的検討成績につき報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsAFP, Immunoradiometric assay, Liver diseases, Tumor marker.

【全文PDF】