Japanese | |
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Title | 99mTc-DTPA-HSA心プールスキャンの小児心疾患の診断への応用 |
Subtitle | ノート |
Authors | 林田孝平*, 西村恒彦*, 植原敏勇*, 岡尚嗣*, 林真*, 小野安生**, 小幡達** |
Authors(kana) | |
Organization | *国立循環器病センター放射線診療部, **小児科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 10 |
Page | 1155-1162 |
Year/Month | 1988/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」心プールスキャンは, 簡便で精度高い心機能評価法として, 循環器病の診断, 経過観察, 治療後の効果判定に応用されている. 心プールスキャン製剤の歴史は, まず非拡散の性質を持つヒト血清アルブミンに131Iを標識することから始まり, ついで物理学的特性に優れた99mTcを用い院内で標識が可能になり, 心プールスキャンが広く用いられるようになった. また, Pavelらが開発したin vivoによる99mTc-赤血球標識法(=99mTc-赤血球標識)は, 生理的な血行動態の把握が可能であり, また血管外への漏出が少なく, 理想的な心プールスキャン製剤として使用されている. 一方, 99mTc-DTPA-ヒト血清アルブミンは, DTPAをbifunctional chelateとしヒト血清アルブミンに99mTcを標識した製剤であり, (1)既標識注射液であること, (2)院内標識99mTc-ヒト血清アルブミンより安定であること, などの特徴がある. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Tc-99m DTPA-human serum albumin, Cardiac pool scan, Pediatric nuclear medicine, Congenital heart disease. |