Japanese | |
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Title | 座長のまとめ 炎症・腫癌 |
Subtitle | 第27回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 安東醇, 久保敦司, 小泉潔, 熊野町子 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 7 |
Page | 726-728 |
Year/Month | 1988/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「 (509-513) 」〔509〕安東ら (金沢大・医短) は67Gaなど多くの金属イオンについて, 肝および癌細胞のライソゾームへの集積率を調べた. その結果, 肝では46Sc, 67Ga, 111In, 169Yb, 167Tm, 51Cr, 95Zr, 181Hf, 95Nb, 182Ta, 103Ruが高い集積率を示した. 癌においては, 46Sc, 51Cr, 95Zr, 181Hf, 95Nb, 182Taが集積率の高い経時的増加を示し, 67Gaの癌細胞のライソゾームへの集積は少ないことを報告した. 〔510〕村橋ら (神奈川歯大・放) はトランスフェリン・リセプター説以外の67Gaの癌細胞への取り込み機序の存在を明らかにするための研究を行った. その結果, 67Gaの腫瘍細胞への取り込みは, トランスフェリン・リセプターを介さない67Gaの取り込み機序が存在し, その取り込み機序にはNa+濃度勾配の存在が重要であることを示した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |