Authors | 島袋国定, 廣江道昭, 半田俊之介, 成田充啓, 大和田憲司, 前田和美, 近藤真言, 土井修, 神原啓文, 筆本由幸, 今村俊之, 杉原洋樹, 森下健, 浅原朗, 後藤紘司, 中川毅, 勝山直文 |
Abstract | 「 (44-48) 」 本セッションは肥大型心筋症, Acromegaly heart disease, 甲状腺機能亢進症, 糖尿病, アドリアマイシンによる心筋障害など対象が多岐にわたり, 一言でまとめるのは困難であるが, 勝手にまとめさせてもらうことを許していただくと, 従来虚血性心疾患の評価法として主として用いられてきた心臓核医学の手法を種々の心疾患に応用・検討を加えたセッションといえようか, 今後の発展を祈る者であるが, しかしいずれも内在している問題点も多いようである. たとえば, 糖尿病性心筋症については, microangiopathyのみで説明できうるのかどうかさえ議論の多いところのようであるが, 47席の宮下らの罹病期間と治療例はタリウム陽性例と関連はなかったとの報告は, 金沢大学の元田らのタリウム陽性例では罹病期間が長くインシュリン治療例が多かったというのと相反する. |