Japanese | |
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Title | 座長のまとめ ワークショップ |
Subtitle | 第27回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 石井靖, 渡辺克司, 越智宏暢, 中條政敬, 小路敏彦, 鈴木豊 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 7 |
Page | 684-686 |
Year/Month | 1988/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「 (1-5) 心筋viabilityの評価」 心臓核医学は, すでに開発の域を脱して, 臨床評価の欠かせない手段となってきた. 他方, 近年, 虚血性心疾患について種々の治療的手技 (PTCA, PTCR, CABGなど) が開発されるに及んで, その適応の決定にあたり, 心筋の生存能 (viability) の有無の判定が必要となったが, 核医学的方法が, その評価に有用になりつつある. 本ワークショップのテーマはこの点についてである. まず, 小倉記念病院の福澤らは, 手術所見上の梗塞部におけるScanの程度が, 核医学所見上の201Tlの摂取率とよい相関を示し, 摂取のよい部はCABG手術による改善率も良好であるとした. 弘前大の沢井らは, 壁運動異常との関連で201Tlの再分布所見がviabilityの評価に有用であるとし, 倉敷中央病院の高らもPTCA後の再狭窄の有無の判定に再分布所見が有用であり, とくにSPECTの採用が, その検出の精度の向上に寄与するとしている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |