Japanese
Title座長のまとめ シンポジウムIII 分子生物学の核医学応用
Subtitle第27回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors高久史麿, 珠玖洋
Authors(kana)
Organization東京大学第三内科, 長崎大学腫瘍医学科
Journal核医学
Volume25
Number7
Page678-678
Year/Month1988/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract生体構成分子を適当なアイソトープにより標識し, その推移を追跡することにより分子そのものの動態が推しはかられる. in vitroにおけるこのアイソトープの利用法は医学生物学の飛躍的な進歩を促してきた. 生化学的解析, 免疫学的解析を中心とした各種生物学的解析技術の多くは, 標識分子を用いたアイソトープの利用により推し進められてきた. そしてまた, アイソトープ標識されたDNA, RNAをフルに利用しつつ, 分子生物学は遺伝情報そのものであるDNAの解析からその遺伝子の最終産物である蛋白質の構造機能解析までを含む生物学の重要な分野として大きく飛躍してきた. とりわけ分子生物学者が, その興味と技術応用の対象を大腸菌から哺乳類, さらにヒトへと拡張し始めることにより, 医学との強い結び付きが生じ始めた. 分子生物学の中心的な課題であるDNAの解析には, このDNAの持ついくつかの特有な性質が利用されている.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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