Japanese
Title座長のまとめ シンポジウムII 脳の核医学 : PETからSPECTへの転換の可能性
Subtitle第27回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors上村和夫, 久田欣一
Authors(kana)
Organization秋田県立脳血管研究センター放射線科, 金沢大学核医学科
Journal核医学
Volume25
Number7
Page677-677
Year/Month1988/7
Article報告
Publisher日本核医学会
AbstractX線CTやMRIの普及にもかかわらず, 解剖学的情報以外の機能的情報を提供する脳の核医学は再びリバイバルを迎えている. 多くの慢性疾患, 病的過程においては, 生化学的変化, 生理学的変化は形態学的変化に先行する. PET (Positron Emission Computed Tomography) によって脳の血流, 代謝, 最近では受容体局在のイメージングも可能となり, 各種疾患の早期診断, 治療方針の選択, 治療効果の予測, 治療効果の判定と追跡など臨床応用面が開発されるとともに, 難治性疾患の病態解明などにも利用され始めている. しかし脳のPETの実施には現状では病院内サイクロトロンの設置が必須であり, サイクロトロン-PETシステムの運営には多くの人手と特殊建屋, 多額のランニングコストを必要とする制約がある.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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