Japanese
TitleIRMA法によるTPA測定キットの基礎的および臨床的検討
Subtitleノート
Authors木村良子*, 武智知子*, 阿多まり子*, 宮川直子*, 藤井崇*, 飯尾篤*, 浜本研*
Authors(kana)
Organization*愛媛大学医学部放射線科
Journal核医学
Volume25
Number7
Page665-672
Year/Month1988/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 近年, 免疫学の目覚ましい進歩とともに各種腫瘍マーカーの測定法が開発され, 臨床に応用されている. Tissue polypeptide antigen (TPA) は1957年, Bjorklundらが, 多種類のヒト癌組織混合ホモジェネートより抽出した蛋白抗原で, 原発部位に関係なく各種悪性腫瘍患者において血清レベルの上昇がみられると報告されている. 抗原の精製が繁雑なため, 臨床応用されたのは比較的最近のことであり, 主として, ヒト子宮癌細胞株HeLa細胞をウマに免疫して得られた抗血清を用いた二抗体法RIAキットで測定されてきたが, 最近, 精製抗体を用いたimmunoradiometric assay (IRMA) 法キットが開発された. 今回, これを使用する機会を得, 検討を加えたので, ここに報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTPA, IRMA, Tumor marker.

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