Japanese | |
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Title | 触媒法を用いて製造した [15O] H2O注射液中の非放射性アンモニアの低減 |
Subtitle | ノート |
Authors | 三宅義徳*, 一矢有一*, 桑原康雄*, 大塚誠*, 和田誠*, 増田康治*, 小嶋正治** |
Authors(kana) | |
Organization | *九州大学医学部放射線科, **薬学部放射性薬品化学講座 |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 7 |
Page | 659-663 |
Year/Month | 1988/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 ポジトロンCTの重要な役割の一つである局所脳血流量の測定には, 一般に [15O] CO2持続吸入法が用いられる. しかし, この方法には次の問題が指摘されている. すなわち, 吸入法は, 呼吸状態の変化により, 血中および脳内放射能濃度が変動し, 平衡状態が得られにくい, 気道被曝が大きいなどである. Jonesらは, これらの問題を解決するため, 水素を含んだ窒素ガスをターゲットとして直接 [15O] H2Oを製造するRinzらの開発した方法 (直接法) で [15O] H2Oを製造し, これを被検者に持続注入するシステムを開発したが, 血中および脳内放射能の良好な平衡状態は得られていない. 一方, 和田は, 14N (d, n) 15Oで製造した [15O] O2ガスを白金触媒中, 水素ガスで還元する触媒法を用いて [15O] H2Oを製造し, これを被検者に持続注入するシステムを開発した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | [O−15]H2O, Catalytic reaction, Ammonia. |