Japanese |
Title | ヒトレニン直接定量法 (IRMA) に関する基礎的および臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 栗本文彦*, 鈴木洋通**, 堀内淳子*, 滝田節**, 桜井兵一郎*, 猿田享男** |
Authors(kana) | |
Organization | *三菱油化メディカルサイエンス, **慶應義塾大学医学部内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 5 |
Page | 467-473 |
Year/Month | 1988/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 レニンはTigerstedt & Bergmannにより1898年に発見され, その後数多くの研究が行われ, 血圧・水電解質調節にきわめて重要な役割を果たしていることが明らかとなった. レニンそれ自体には生物活性がなく, レニン基質に作用して10個のアミノ酸からなるアンジオテンシンI (AI) を産生し, このAIがアンジオテンシン変換酵素の作用により8個のアミノ酸からなるアンジオテンシンII (AII) となって, 初めて生物活性を発揮し, これらの諸因子を総称してレニン・アンジオテンシン (R-A) 系と呼んでいる. このR-A系の活動状態を知るには, レニン, AIあるいはAIIを測定することであるが, その正確な測定が困難なことや, 測定法が煩雑であることから, これまで血中レベルの測定法として幅広く使われてきたのが血漿レニン活性 (PRA) の測定である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Immunoradiometric assay, Renin, Renin concentration, Monoclonal antibody. |