Japanese |
Title | 前立腺癌患者に対する骨シンチグラフィと血清アルカリフォスファターゼ, 血清総酸フォスファターゼ, 血清前立腺性酸フォスファターゼ |
Subtitle | ノート |
Authors | 今村秋彦*, 星博昭*, 陣之内正史*, 鮫島仁彦*, 渡辺克司* |
Authors(kana) | |
Organization | *宮崎医科大学放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 25 |
Number | 2 |
Page | 177-181 |
Year/Month | 1988/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」前立腺癌は比較的高齢の男性に多く, 遠隔転移をきたしやすく, 初診時すでに骨転移をみることが多い. したがって, 骨転移の有無をあらかじめ知ることは病期分類, 治療方針の決定の上で重要であり, その検査法としての骨シンチグラフィは高く評価され, ルーチン検査として今日広く行われている. 一方, 血清学的検査である血清アルカリフォスファターゼ(ALP)は, 骨転移の有無の診断法として, 血清総酸フォスファターゼ(TAP), 血清前立腺性フォスファターゼ(PAP)は前立腺癌の診断法としてしばしば用いられているところである. 今回われわれは, 前立腺癌患者に対する骨シンチグラフィの結果と血清ALP, TAP, PAPの検査結果とを関連させてその診断的意義について臨床的に検討したので報告する. 「II. 対象および方法」対象は昭和53年1月より昭和58年10月までに宮崎医科大学附属病院にて骨シンチグラフィを行った前立腺癌患者62例である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Prostatic carcinoma, Bone scintigraphy, Alkaline phosphatase, Total acid phosphatase, Prostatic acid phosphatase. |