Japanese |
Title | RI angiocardiographyによる陳旧性心筋梗塞症の心ポンプ機能の評価 - 梗塞部, 非梗塞部局所駆出分画による検討 - |
Subtitle | ノート |
Authors | 木村穣*, 岩坂壽二*, 斧山英毅*, 杉浦哲朗*, 一番ケ瀬順*, 小糸仁史*, 吉岡廣*, 稲田満夫*, 夏住茂夫**, 松本掲典**, 白石友邦** |
Authors(kana) | |
Organization | *関西医科大学第二内科, **香里病院放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 12 |
Page | 1775-1783 |
Year/Month | 1987/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」RI angiocardiography(RI angio)は心筋の形態, そのポンプ機能を知る上で非常に有用かつ非侵襲的検査法である. とくに虚血性心疾患においては, 安静時の心室内容量, 心ポンプ機能の把握, 運動負荷での心筋虚血, 心予備機能を知る上で, RI angioは広く臨床的に応用され, その有用性に対する評価は高い. 一方, 心筋梗塞症の陳旧期の心ポンプ機能の把握は予後の評価, 治療方針を決定する上で重要であり, 数多くの報告がなされている. また最近心筋梗塞症では経皮的冠動脈血栓溶解療法(PTCR), 経皮的冠動脈再建術(PTCA)等の新しい治療法が開発され, 心ポンプ機能を梗塞部, 非梗塞部の2つの局所心ポンプ機能の面から検討する試みが必要となってきた. しかし, 心ポンプ機能あるいは心収縮性を梗塞部と非梗塞部に分けて考察を加えた報告は左室造影法, RI angioにおいて数少ない. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Radionuclide angiocardiography, Myocardial infarction, Regional ejection fraction, Left ventricular end-diastolic volume. |