Japanese
Titleイムノラジオメトリック法によるSCC抗原濃度測定用キット "SCC RIABEAD" の基礎的ならびに臨床的検討
Subtitleノート
Authors小泉満*, 遠藤啓吾*, 中島言子*, 阪原晴海*, 河村泰孝*, 渡辺祐司*, 佐賀恒夫*, 国松美帆子*, 小西淳二*, 松井祐佐公***, 藤井信吾**, 森崇英**
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部附属病院核医学科, **婦人科, ***結核胸部疾患研究所
Journal核医学
Volume24
Number11
Page1693-1700
Year/Month1987/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」モノクローナル抗体の開発により腫瘍関連抗原の解析は進歩を遂げ, CA 19-9をはじめとして臨床的に有用な腫瘍マーカーが報告されている. さらに均一な性質の抗体が容易に大量に得られるため, 固相化抗体と125I標識抗体で抗原をはさみつけて測定するImmunoradiometric assay (IRMA) による測定が行われるようになった. Squamous cell carcinoma related antigen (SCC抗原) は, 1977年加藤らによりはじめて子宮頸部扁平上皮癌より分離・精製されたTA-4亜分画の一つである. その抗原は分子量45,000の蛋白質であると考えられている. 血中SCC抗原濃度の測定は子宮頸部, 肺, 食道等の扁平上皮癌の補助診断や経過観察等に有用で, 従来SCC抗原の測定には競合法を利用したradioimmunoassay (RIA) が用いられてきた.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSCC antigen, IRMA, Tumor marker, Pulmonary squamous cell cancer, Uterine cervix squamous cell cancer.

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