Japanese | |
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Title | 99mTc-hexamethylpropyleneamine oxime (99mTc-HM-PAO) による脳血流シンチグラフィの経験 Clinical Experience of 99mTc-hexamethylpropyleneamine Oxime (99mTc-HM-PAO) for Imaging of Regional Cerebral Blood Flow |
Subtitle | ノート |
Authors | 塚本江利子*, 伊藤和夫*, 上山博康**, 馬淵正二**, 古舘正従* |
Authors(kana) | |
Organization | *北海道大学医学部核医学講座, **脳神経外科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 10 |
Page | 1573-1579 |
Year/Month | 1987/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」 脳疾患の診断はCTの出現により, 飛躍的な進歩をとげ, 現在, その診断にはCTが不可欠なものとなっている. また, 近年, NMRも普及しつつあり, さらに詳細な情報が得られるようになった. しかし, これらの検査法をもっても, とらえられない病変も多く, 特にび漫性の脳血流変化は診断が困難であるとされている. この脳血流の変化をとらえるために133Xeなどの拡散性トレーサが用いられてきたが, 検査の繁雑さ, 使用装置の問題などにより, 限られた施設でしか施行できなかった. 近年, 123I-IMPが開発認可され, 広く使用されるようになったが, 自施設で簡便に標識できる99mTc標識の脳血流スキャン用剤の出現が待たれていた. 99mTc-hexamethylpropyleneamine oxime (以下99mTc-HM-PAO) は, この期待をになって開発された脳血流スキャン用剤であり, 今後の脳血流検査に大きく寄与すると期待されている薬剤である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 99mTc-hexamethylpropyleneamine oxime (99mTc-HM-PAO) , Regional cerebral blood flow, SPECT, N-isopropyl 123I p-iodoamphetamine (123I-IMP) |