Japanese
Title高感度Thyrotropin (TSH) キットを用いたThyrotropin-Releasing Hormone (TRH) 負荷試験の臨床的検討 Clinical Evaluation of Thyrotropin-Releasing Hormone (TRH) Test with a Sensitive Immunoradiometric Thyrotropin (TSH) Assay Kit
Subtitleノート
Authors中村佐栄子*, 出村黎子*, 山中優和子*, 石渡尚子*, 地曳和子*, 小田桐恵美*, 出村博*
Authors(kana)
Organization*東京女子医科大学ラジオアッセイ科
Journal核医学
Volume24
Number10
Page1565-1572
Year/Month1987/10
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 近年Immunoradiometric Assay (IRMA) 法を応用した高感度TSHアッセイキットが開発され, 従来法に比して基礎値測定の意義が大きいことが認められている. 先に高感度TSHキットを用いてバセドウ病患者, 下垂体機能低下症の診断に有用であると報告したが, 今回はバセドウ病患者および他の内分泌疾患患者でTRH試験を行い, 高感度アッセイによるTRH試験の意義を検討したので報告する. 「II. 方法および対象」 [1. TSH測定法] TSHの測定はリアグノスト(R)tTSHキット (ヘキスト社) を使用した. [2. TRH負荷試験] 合成TRH500μgを静注し, 経時的に15, 30, 60, 90分後に血中TSH値を測定した. 「3. 対象」 健常者33例 (男性17例, 23〜41歳, 女性16例21〜41歳) , 未治療バセドウ病28例, 治療経過中バセドウ病22例, 未治療末端肥大症11例, 未治療プロラクチン産生腫瘍6例, 未治療神経性食思不振症6例, 未治療クッシング症候群6例 (クッシング病4例, 副腎腺腫2例) , 甲状腺機能低下を伴う未治療下垂体機能低下症13例 (下垂体性下垂体機能低下症4例, 視床下部性下垂体機能低下症9例) を対象とした.
Practice臨床医学:一般
KeywordsThyrotropin, Thyrotropin-Releasing Hormone test, Immunoradiometric assay

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