Japanese
TitleDual Photon Absorptiometryによる第3腰椎のBone Mineral Densityの定量 : Single Photon Absorptiometryによる橈骨遠位部のBone Mineral Densityとの比較
Subtitleノート
Authors福永仁夫*, 大塚信昭*, 小野志磨人*, 永井清久*, 村中明*, 古川高子*, 柳元真一*, 友光達志*, 森田陸司*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学核医学科
Journal核医学
Volume24
Number9
Page1399-1404
Year/Month1987/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」全身の骨は, 皮質骨と海綿骨の占める割合は一様でない. つまり, 末梢骨は主として皮質骨よりなり, 他方躯幹骨は主に海綿骨よりなっていることが知られている. しかも, 加齢や病的状態においては, 皮質骨と海綿骨の骨塩量の変化は平行せず, またその程度も異なる可能性が示唆されている. 現在まで, 種々の部位の骨を測定対象とする骨塩量の定量法が開発され, 臨床に供されている. われわれは従来よりシンチカメラ方式のDual Photon Absorptiometry(DPA)装置を開発し, その基礎的検討を行い, 臨床使用に耐え得ることを認めている. そこで, 今回正常者および原発性副甲状腺機能亢進症(PHP)症例について, このDPA装置を用いて海綿骨が主体である第3腰椎(L3)のBone Mineral Density(BMD)を測定するとともに, Single Photon Absorptiometry(SPA)により皮質骨が主体である橈骨1/3遠位部のBMDを併せて測定し, 両者のBMDを比較し, その臨床的意義を検討したので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsDual photon absorptiometry, Single photon absorptiometry, Bone mineral density, Lumbar vertebra, Distal radius.

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