Japanese | |
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Title | DPCフリーテストステロンRIAキットによる血中フリーテストステロン測定の基礎的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 富樫和美*, 梅田誠司*, 落合武志*, 鳥海一浩*, 須藤芳正*, 木平孝治* |
Authors(kana) | |
Organization | *北里バイオケミカルラボラトリーズ |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 7 |
Page | 1031-1036 |
Year/Month | 1987/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」血中テストステロンの測定は男性の性腺機能の把握, もしくは女性の男性化症状の解明に重要な意味を持つ. しかし, 血中テストステロンの大部分は, 性ホルモン結合グロブリン(SHBG)およびアルブミンと結合しており, 実際の生物活性を示すのは, これらタンパクと結合していない微量の遊離型テストステロン(FT)であると考えられている. このため, 現在本邦で広く実施されている血中総テストステロン(TT)の測定は, 妊娠, 甲状腺機能亢進症などSHBGに変動が見られる場合, その影響を受け測定値は必ずしも患者の性腺機能を反映しているとは考えにくい例が見られることがある. これに対し, FTはSHBGの変動による影響を受けず患者の性腺機能を十分反映するとされており, その測定は大きな臨床的意義を持つ. しかし, これまでFTの測定は操作の煩雑な平衡透析法で行わざるを得ず, 本邦ではほとんど実施されていないのが現状である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | RIA, Free testosterone. |