Japanese
TitleRadioimmunoassay (オステオカルシン・I-125キット) による血中オステオカルシンの測定
Subtitleノート
Authors高坂唯子*, 山本逸雄**, 北村暢康**, 青木純**, 采野進**, 曽根照喜**, 笠井隆一***, 鳥塚莞爾****
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線部, **放射線核医学科, ***整形外科, ****福井医科大学
Journal核医学
Volume24
Number6
Page891-897
Year/Month1987/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」骨の有機質成分の約90%はコラーゲンより成っており, 残りの10%がオステオネクチン, αHS-グリコプロテイン, オステオカルシン, シアロプロテインなどの非コラーゲン性蛋白質より成っている. オステオカルシンはその15%を占める分子量5,900のビタミンK依存性カルシウム結合蛋白であり, その1分子中にCa+親和性γ-カルボキシグルタミン酸(Gla)を2個有していることから, Bone gla protein(BGP)とも呼ばれる. オステオカルシンは骨の代謝, 回転と密接に関係しており, その血中濃度を測定することは骨の代謝異常の検索あるいは治療効果を知るうえで有用な指標と考えられている. 今回, われわれはオリス工業株式会社(CISグループ)により開発されたオステオカルシン・I-125キットを入手し, 基礎的ならびに臨床的検討を行ったのでその成績につき報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay, Bone gla protein, Osteocalcin, Bone metabolism, Bone diseases.

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