Japanese |
Title | ダイナボットβ2-micro RIAキットによるβ2-microglobulin測定に関する基礎的・臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 杉村英一*, 飯野優子*, 坂田裕行*, 木原数弘*, 佐藤邦夫*, 出村博*, 川口洋**, 小田桐玲子*** |
Authors(kana) | |
Organization | *東京女子医科大学ラジオアッセイ検査科, **腎臓病センター, ***糖尿病センター |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 6 |
Page | 875-883 |
Year/Month | 1987/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」β2-microglobulin(以下β2-MGと略す)は, Berggardらにより慢性カドミウム中毒患者尿から分離精製された分子量11,800の低分子量蛋白で, 免疫グロブリンIgGの各domainと類似性をもち, 主要組織適合性抗原(HL-A)のL鎖を担っており, 種々の体液中に微量存在する. β2-MGは糸球体濾過機能の低下に応じて血中(mg/l)に漸増し, 尿細管の再吸収能に応じ尿中(μg/l)に排泄されるので, 腎機能検査として広く応用されている. われわれはPharmacia β2-micro RIAキット(二抗体法)を用い測定を行ってきたが, このたびモノクローナル抗体を用いたダイナボットβ2-micro RIAキットを試用する機会を得たので, 基礎的・臨床的検討を行い報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Radioimmunoassay, β2-microglobulin, Renal function test. |