Japanese
Title座長のまとめ Work in Progressサイクロ・PET
Subtitle第26回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors服部博幸
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume24
Number5
Page622-622
Year/Month1987/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(579-584) サイクロトロン核医学の重要性は以前から叫ばれてきており, サイクロトロン, 標識化合物合成装置, ポジトロンECT装置等に対する開発努力が続けられる一方, 各大学, 研究所などでの医学的ソフトウエアの蓄積も進んだ結果, サイクロトロン核医学も, 研究段階から臨床レベルへ拡大しようとしている. 本セッションは, 主として, いわゆるサイクロトロン核医学の分野で利用される装置についてのテーマが集められており, これらはサイクロトロン核医学をさらに押し進めるものである. 579: シングルフォトンRI核種製造用サイクロトロンの性能についての発表である. この装置によって作られる高純度123Iにより, 大脳核医学がさらに前進することが期待される. 580: ポジトロン放出RI製造用小形サイクロトロンの性能・操作についての発表である. 性能の測定結果と, 操作性の向上についての成果が報告された. 581: サイクロトロン核医学が実用化できるかどうかは, 標識化合物自動合成装置の実用性の可否に依存している. 本報告ではRIガス, 沃化メチル, FDGの自動合成装置の概要とその性能について報告された. 582: ポジトロンECT装置のデータ収集は多くの方法が提案試行されているが, 本報告では, 検出器系の機械的運動の2重ウォブリングを行う方法の紹介とその結果が報告された. 583: 演題582および584の内容を装置としてまとめたときの全体構想と性能についての発表である. 584: 少ない部品でデータ収集の空間密度を向上させるための試みとして, 従来から続けられている4連結シンチレータの構想と試験結果が報告された.
Practice臨床医学:一般
Keywords