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Title | 座長のまとめ 血管・末梢循環 |
Subtitle | 第26回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 古舘正従, 宮前達也, 宇野公一, 勝山直文 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 5 |
Page | 614-615 |
Year/Month | 1987/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (484-487) 目澤(埼玉医大耳)らの発表, およびひきつづいて発表した真下(埼玉医大放)らの発表は, 頭頸部での動注用カテーテルから注入した99mTc-MAAの分布を前後左右の4方向から撮像し, その分布状態を観察したものである. 目澤らはその際のカテーテルの位置や注入速度の違いによる分布状態の変化を検討し, 色素では観察し得ない有力な情報を得たと報告しており, 真下らは全身カウントに対する肺のカウントよりシャント率を求め, 腫瘍の有無にかかわらず50%前後のシャント率が得られており, これは下肢におけるシャント率がせいぜい数%程度なのに比較して驚くべき高値であり, このような現象の生理的背景に興味がある. 吉岡(東北大抗放)らは, 骨シンチグラフィーでは投与量が多いことから, 悪性腫瘍250例にRIアンギオグラフィーを併用し, 50%以上に異常所見を認めた. 特に肺癌患者に実施した場合に腫瘍による血行動態の異常が明らかにできるという利点がある. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |