Japanese
Title座長のまとめ 唾液腺
Subtitle第26回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors岩崎尚弥
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume24
Number5
Page608-608
Year/Month1987/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(409-412) 99mTcOを用いた唾液腺シンチはSjogren症候群の診断とその治療効果を判定するのに用いられている. 長瀬ら(順大・放)は唾液量との相関について, 筒井ら(奈良医大)は耳下腺, 顎下腺を区分して検討し, 顎下腺での酒石酸刺激による反応が治療効果をよく判定することを報告した. 丹野(都老医セ)は47CaClを用いてCaの腸管からの吸収を測定し, 骨粗鬆症での低い吸収率と小腸の部分切除で著明な吸収率の低下と吸収ピーク時の遅れを示すことを報告した. 中川ら(聖マ医大)は13C-グリココール酸を投与し, 呼気中の13Cを赤外線分光計を用いて測定することにより, 腸管からの吸収の程度を判定することを前回報告したが, 今回は実際の症例について測定し, 本法が吸収不良の診断に有用であることを証明した.
Practice臨床医学:一般
Keywords