Japanese | |
---|---|
Title | 座長のまとめ 肝 |
Subtitle | 第26回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 北方勇輔, 今枝孟義, 田辺正忠, 内山暁 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 5 |
Page | 605-606 |
Year/Month | 1987/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (372-376) 5演題を担当したが, その内訳は4題が肝の機能評価に関するもので, 1題は肝シンチグラム読影に関するものであった. No.372(倉敷中央・内, 平田ら)は99mTc-phytateを用いて各種肝疾患における脾血流動態を調べ, SI値で健常者と肝硬変患者の分離が可能であり, さらに肝硬変症例中食道静脈瘤の有無で有意差を認めている. SI値は, しかし肝硬変症例食道静脈瘤群の内視鏡的所見との相関はみられなかったと報告している. 上記の診断を得られることでSI値は十分評価されると思うが, さらに病期分類(食道静脈瘤内視鏡所見)と相関が得られるようなindexの工夫が望まれる. No.373(岡大・一外, 杉生ら)はIn-111コロイドを用いた肝切除前後の血行動態の変化を術前予測する方法で今回は臨床例の検討であった. 脾の機能評価も同様な方法で検討された. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |