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Title | 座長のまとめ 心筋SPECT |
Subtitle | 第26回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 田中栄一, 中島哲夫, 大鈴文孝, 筆本由幸, 成田充啓, 高橋恒男, 大嶽達, 増田善昭 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 5 |
Page | 596-599 |
Year/Month | 1987/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (276-280) 本セッションでは, 心筋SPECTの定量性の向上に関する研究が5件発表された. まず, 塚田(埼医大)らは心筋ファントムを使用して, 画像再構成の前処理用雑音除去フィルタ(バターワースおよびウィナーフィルタ)の周波数特性と欠損部検出能の関係について検討し, 至適フィルタとしてのパラメータを報告した. ついで, 外山(筑波大)らは, 肺野等による不均一吸収に対する補正をRPC(radial post-correction)法に導入する新しい方法を提案し, その実験結果を報告した. この方法は, RPC法の過程で得られる規格化投影に, あらかじめ求められた補正関数を乗ずることによって補正を行うもので, わずかな計算量の増加で良好な結果が得られる点で注目された. 尾川(慶大)らは, 心筋SPECTの定量性に関する種々の因子(吸収, コリメータの開口特性, 散乱, 測定角度範囲)について検討した結果を報告し, とくにコリメータ開口特性が心筋イメージの不均一性に影響することを指摘した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |