Japanese | |
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Title | 座長のまとめ 甲状腺 |
Subtitle | 第26回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 日下部きよ子, 浜田哲, 久保敦司, 伴良雄 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 5 |
Page | 586-588 |
Year/Month | 1987/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (152-156) 152席から154席まで, いずれもTl-201 chlorideによる甲状腺結節の鑑別に関する解析法の報告であった. 埼玉医大・鈴木らはTl-201静注後10分のearly image(E)と3時間後のdelayed image(D)で比較検討. 単位面積あたりの放射能がE>1, D/E>1またはD>2.5の条件を満たすと悪性腫瘍のAccuracyが0.80となるとしている. これに対し, 神戸大・金川らはTl-201静注後1時間のtime activity curveから, ピーク時カウント比およびカーブのパターンを求め, 良性群では正常部と腫瘍部のカウント比が有意に高値になり, 悪性群では上昇カーブを呈したとしている. 自治医大・岸田らはさらにTl-201の甲状腺への集積機序を追求し, Na+, K+-ATPaseおよび組織血流量との関係を各種疾患ごとに分析し興味深い知見を得ている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |