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Title | 座長のまとめ MRI造影剤の基礎と臨床 |
Subtitle | 第26回 日本核医学会総会座長のまとめ シンポジウム II |
Authors | 小塚隆弘 |
Authors(kana) | |
Organization | 大阪大学放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 24 |
Number | 5 |
Page | 570-570 |
Year/Month | 1987/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | MRIのコントラストを決定する因子は組織内水分子に含まれるプロトン密度, T1, T2であり, 撮像パラメータもこれに加わる. MRIの特徴の一つは組織それぞれが固有のパラメータを持ち, 組織特性を表現するものとして診断上有用であることがあげられる. しかし, 正常異常を問わずパラメータの差異はそれほど大きなものではなく, 臨床上の期待を裏切る場合が少なくない. そこで組織間の磁気的性質の差を増幅する手段として造影剤を使用する必要性が生じた. X線診断では造影剤自体のX線吸収度が大で造影効果を発揮するが, MRIでは画像は水分子によって作られ, 造影剤は水分子に磁気的効果を及ぼしてコントラスをつける点で異なる. 画像構成の理論は異なっても造影剤の役割は似通った点が多い. 造影剤は血管内投与剤, 経口投与剤に大別される. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |