Japanese
TitleOsteocalcin RIA kitの基礎的および臨床的検討
Subtitleノート
Authors永井清久*, 福永仁夫*, 大塚信昭*, 古川高子*, 森田陸司*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学核医学科
Journal核医学
Volume24
Number4
Page487-496
Year/Month1987/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」γ-カルボキシルグルタミン酸(Gla)残基を含有する蛋白は, カルシウム結合能を持つことで知られている. オステオカルシン(Osteocalcin, OC)は, 1975年Hauschkaらにより報告されたGla含有蛋白であり, 骨に存在するためbone Gla proteinとも呼ばれている. その働きや意義は未だ確定されていないが, 骨のカルシウム(Ca)動態を解析する手掛りとして注目されている. また, 1980年にPriceらによりOCのradioimmunoassay(RIA)が確立され, OCが血清中に存在することが示されて以来, 各種Ca, 骨代謝の異常を呈する疾患について測定がなされて, その病態の解明に供されている. 今回, われわれは, オステオカルシンRIA kit(ミドリ十字)を試用する機会を得, その基礎的および臨床的検討を行ったので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsOsteocalcin, Metabolic bone disease, Radioimmunoassay.

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