| Japanese |
| Title | 16α-125I-Estradiolを用いるヒト乳癌の細胞質エストロゲン・レセプターの測定 |
| Subtitle | ノート |
| Authors | 飯田泰啓*, 徳田康孝*, 新井圭輔*, 笠木寛治*, 小西淳二*, 児玉宏**, 鳥塚莞爾* |
| Authors(kana) | |
| Organization | *京都大学医学部放射線核医学科, **乳腺クリニック児玉外科 |
| Journal | 核医学 |
| Volume | 24 |
| Number | 3 |
| Page | 327-333 |
| Year/Month | 1987/3 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本核医学会 |
| Abstract | 「I. はじめに」ヒト乳癌組織のエストロゲン受容体(ER)の存在はJensenらによって初めて報告され, 臨床的にはその存在の有無が治療方針の選定や予後の判定, とりわけ再発進行乳癌に対するホルモン療法の効果の予測に有用であることが知られている. 従来よりERの測定にはトレーサーとして3H-estradiol-17β(3H-E2)が用いられ, Dextran Coated Charcoal(DCC)法によるradioreceptor assay(RRA)が行われている. しかし, 3H-E2は比放射能が高くないこと, β線放出核種であり測定に液体シンチレーターを用いなければならず, 廃棄物の処理が煩雑である等の問題があり, 臨床的には重要であるにもかかわらず, ER測定の普及が遅れる原因となっていた. 近年, 125Iで標識された16α-125I-estradiol-17β(125I-E2)の合成法が開発され, これを用いたERのRRAキットが開発されるに至った. |
| Practice | 臨床医学:一般 |
| Keywords | Human breast cancer, Estrogen receptor, 125I-estradiol. |