Japanese
TitlePTH (Parathyroid Hormone) キット「ヤマサ」の基礎的および臨床的検討
Subtitleノート
Authors福永仁夫*, 大塚信昭*, 古川高子*, 森田陸司*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学核医学科
Journal核医学
Volume24
Number3
Page319-325
Year/Month1987/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」血中副甲状腺ホルモン(Parathyroid Hormone, PTH)の測定は, Radioimmunoassay(RIA)により行われているが, 周知のごとく, 血中にはPTHの免疫学的多様性が存在し, しかも生物学的に不活性なPTHが大部分を占めている. したがって, 用いる標識抗原, スタンダードあるいは抗体により, 測定値は異なり, 測定値の評価も異なり得る. 臨床的に望ましいPTH測定の条件としては, (1)副甲状腺機能低下症ではPTHの測定値が低値であること, (2)正常者の95%のPTHの測定が可能であり, しかも血中イオン化カルシウム(iCa)値と負の相関関係にあること, (3)PTHの分泌過剰以外の原因(悪性腫瘍を除く)による高カルシウム血症では, PTHが低値であること, (4)原発性副甲状腺機能亢進症の90%以上がPTHの高値であることなどが挙げられる.
Practice臨床医学:一般
KeywordsPTH, Radioimmunoassay, Mid-portion PTH, Calcium metabolism.

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